手持ち服の中から服を選ぶ【春】 #02トップス編

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私のワードローブのベースは、黒と紺。
今回の8着の以外にも少し前なら長袖のコットンウールのリブニット(丸首長袖、紺色)も良く着ていた。
選ぶという行為を繰り返して思ったことは旅行に行く気持ち。
なんて呑気なこと言っている今週は暑かったりめちゃくちゃ寒かったりでもう大変!!

気を取り直して何枚しか持っていけないとしたら、一番着回し出来そうな服か、着回し出来なくてもこの季節絶対着たい服しか選ばないよなぁ。では、トップス8枚いってみよう!

手持ち服の中から服を選ぶ【春】 #02トップス編


左上:ZARA ⇒ 1~2年前に購入したクリムトのTシャツ。インナーにした時に色と柄が映えるので気に入って良く着ている。
右上:JOHN SMEDLEY ⇒ 6年前にアローズのセールで購入したカーディガン。肌寒い時に肩に引っ掛けたりと便利だけど、同じ色でもう少しゆったりしたデザインをまた購入したい。
左下:BEAMS BOY ⇒ 5年前に購入したTORI-TO(トリト)のTシャツ。手仕事ならではの風合いと色使いのセンスがツボ。
右下:ZARA ⇒ 数年前の購入した黄色のショート丈Tシャツ。黄色は服ではほぼ着ないけどたまにはね。紺や黒のワイドパンツに合わせて着ている。


左上:プチバトーのTシャツ ⇒ 8年前ぐらいに購入した。あと、白と紺の半袖を持っている。ピッタリしているけど重ね着やインナーに便利。サイズXS
右上:フーフーのハイネックブラウス ⇒ 去年試着会で着に入ってオーダーしたコットン100%のブラウス。着心地がとても良い。今年袖コンシャスな服がトレンドなので良く着ている。
左下:ハリウッドランチマーケットのストレッチフライス ⇒ 8年前ぐらいに白と黒を購入。だいぶ縮んでしまったけど、襟ぐりの開きが好き。サイズ2
右下:ユニクロユーのコットンカーディガン ⇒ 今年唯一買った服。詰まった襟ぐり、大き目のボタンとなかなかモード。肉厚で実用性もあり。

ここで白状すると、私はTシャツというものが苦手で、昔からニットを好んで着ていた。
トラッドなものが似合うので、Tシャツをむやみに着ると全然キリリとしないカッコよく決まらない。
でも年を重ねてやっと40前後からTシャツに目覚めた。
きっとTシャツを着ていた方が若くラフな感じに見えるから。
もしかしたらこれは、おじさんがジーンズを履くのと似ているのかもしれないと今思ってしまった。
そんな私は、世の中の定番と言われるTシャツを購入してから、季節の変わり目にコーディネイトに困ることはほとんどなくなった。

8年前、そのTシャツを買う前の私は、春と秋は、20年前にパリで購入した黒のマルジェラのレーヨンのTシャツ1枚しか持っておらず、それでずっと過ごしていた記憶がある。
そのレーヨンのTシャツは袖が長すぎて、さらにレーヨンは重いので、洗濯の度に伸びていき悲惨なことになってしまった。
それでも着心地も良かったし、白で縫われた縫い目が少し表の黒のTシャツからのぞくデザインも大好きだった。

まだマルジェラがマニアックな服好きの人に好かれたブランドだった頃で、エルメスのデザイナーをしていた頃だ。
あの頃はマルニだって随分マニアックなブランドだった。
どちらも働いていたお店で取り扱っていた。
この二つのブランドが、いわゆるブランド好きの人が持つブランドになったなんて今でもちょっと信じられないし、少し否定的な意見を言う人の気持ちも分かる。
本当は誰にも教えたくないお気に入りの飲食店がミシュラン取って注目され予約取れなくなったような心境とでも言おうか。違うかな?(笑)
売上はきっとすごく伸びているだろう。
ファッションはやっぱりビジネスなんだなと思うとやはり、マルジェラもコンスエロも去って良かったし時代は変わったんだと思うし、そういうものでないといけないのかもしれない。
でも寂しさは否めない。

ああ、随分話が逸れてしまった。
ということで、総括として、40代にTシャツの勧め
長袖はインナーにしたり重ね着したりするのでシンプルに、半袖はちょっと遊びのあるもので着こなしを楽しくする。
長袖は黒のシルクの肉厚でストレッチが入ったTシャツも持っていて、それも良く着ている。
着心地って大事。極力、コットンかシルクを選んでいる。

Tシャツのコーディネイト、ただ、上に着るカーディガンやジャケットはある程度必要かなとは思う。
そうすると、割と色んな事を誤魔化せるので。
そしてTシャツには絶対にジーンズは合わせない。
若い子に勝てないコーディネイトだと思う。
ジーンズにはシャツやニットを合わせるとこの歳でも良いように見れる。
私はジーンズそのものがあまり似合わないんだけどね。トホホ。

髪切ったよ!