魅惑の国スリランカ旅行#1.シンガポールの室内の滝とは?

ジュエルの滝 旅するしりーず
ジュエルの滝

スリランカはインドの横の小さな島だ。
大きさは北海道より少し小さい。
1年前にマイルで特典航空券を予約したその旅は「スリランカ4泊6日」
行きたい場所は…

  • ヘリタンス カンダラマ(ホテル)→ジェフリーバワ建築
  • シギリヤロック→世界遺産
  • ピドゥランガラロック
  • ダンブッラ石窟寺院→世界遺産
  • キャンディー(仏歯寺)
  • 紅茶列車(キャンディからヌワラエリア)
  • ヘリタンス ティーファクトリー(ホテル)

さて、どうしよう。
バスや鉄道やトゥクトゥクなどで移動する手段もあるが、4泊6日では全部快適に回れない。
娘と二人旅だし、もうカーチャーターしかないな、と思い図書館で借りた「aruco」を見ていると、日本人ご用達のゲストハウス「マンゴーハウス」の記事が目に留まる。
オーナーは日本人で、現地マネージャーのスリランカ人カウンダさんは日本語堪能でカーチャーターも頼めるとのこと。

Mango House Japanese Guest House | スリランカホテル | Negombo, Sri Lanka
スリランカのニゴンボにあるホテル。夜は蛍が舞う緑豊かな庭にコテージタイプのお部屋🌿スリランカ人オーナー Kaundaは日本語が話せます🇱🇰バンダラナイケ国際空港から車で約20分の場所のため、スリランカ到着・出発前に便利です。宿泊者限定のオリ...

まず、一泊目をマンゴーハウスで予約し、空港から宿までの深夜の送迎を頼んだ上で、カーチャーターの依頼をした。
ホテルは予め全て一泊ずつ違うホテルを予約した上で、プランを送ったのだが、朝ゆっくりしたいと思い組んだので、何度考えても効率が悪い路程になってしまう。
そのプランをラインで送ると、カウンダさんから電話があり、本当に流暢な日本語で「ここはこうした方がいい」とたくさんアドバイスをくれた。

そしてかなりハードだが、完璧なプランが出来上がった。
初日の宿は滞在時間5時間という超ハードスケジュール!
だけど、当初の予定に現地でプラスした紅茶工場見学なども本当に良くて忘れられない最高の旅になった。

  • 一日目
    深夜23時半空港着
    マンゴーハウスで宿泊
  • 二日目
    6時出発でシギリヤロックへ
    9時半シギリヤロック到着し登頂へ
    14時ダンブッラ石窟寺院へ
    15時すぎ ヘリタンス カンダラマ(ホテル)へ
  • 三日目
    5時半出発でピドゥランガラロック登頂
    8時半ホテルに戻り朝食
    シーギリアからキャンディへ
    15時すぎカフェアロマイン(ホテル)チェックイン
  • 四日目
    8時すぎ発の列車でナヌオヤ駅(ヌワラエリア)へ
    12時ナヌオヤ駅着
    14時ヘリタンス ティーファクトリーチェックイン
    茶摘みなどする
  • 五日目
    9時チェックアウトしコロンボへ
    シーマ・マラカヤ寺院見学
    20時半コロンボ出発し空港へ
    21時半空港着

では2月の旅を振り返ってみる。
かなり長くなると思うが、お付き合いよろしくお願いします。

事前準備
◇ポイント1:スリランカはビザが必要
◇ポイント2:シンガポールは電子入国申告書が必要

実はスリランカにビザが必要と知ったのは出国5日前ぐらい。
もうめちゃくちゃ焦った。
これが個人旅行の怖いところ。
電子申告ですぐにおりたから良かったけど、もっと早くから準備すべきだったと反省。
シンガポールはトランジットが5時間半あったので、シンガポール航空の無料の「トランジットツアー」に参加したかったけど、ほんの少し時間が合わず断念。
次にシンガポール空港の横のショッピングモール「JEWEL」に行こうと調べるうちに、予め電子入国申告書が必要だとわかり、取ったのは前日夜という。

ここまででどっと疲れたが、気を取り直していざ出発!

◆シンガポール航空
関空10:00発→シンガポール16:05着
シンガポール22:10発→コロンボ(スリランカ)23:30着

機内食

シンガポール航空の機内食

飛行機からの景色

飛行機からの景色

シンガポールでの入国審査は簡単だった。
特に電子入国申告書の控えを見せることもなく通過。
まずはジュエルに向かう。「JEWEL」とは空港の横にある自然をテーマにしたエンターテイメントと小売の複合施設、ショッピングモールだ。
ここには世界最大の室内の滝(レイン ボルテックス)がある。

Singapore1

Singapore2

チャンギ空港の横のジュエル

本当に綺麗で旅の疲れも吹っ飛んだ。
周りに花や緑の自然がいっぱいだ。
どうやってこんな滝作ってるんだろう。

ジュエルの滝

人がアリンコみたいに見える大きな滝

後で下の階に行くとガラスを流れる滝が見れたのも面白かった。
インスタにUPすると友人たちからシンガポール来てるの?とメッセージが…
私はトランジットの時間つぶせるとこ探してて見つけたけど有名なんだね。
チャンギ空港もジュエルもfreeWi-Fiがあるので、どこに行くにも困らない。

娘ははじめ、マーライオンとか見れる?と言っていたが、通貨も両替して電車で行くのが面倒すぎて早々に断念。
実は、30年前の初めての海外旅行はシンガポールとマレーシアで、私は昔マーライオンを見ていたのである。

ジュエルの滝とカニ

ジュエルの滝とカニ

地下2階にスーパー、FairPrice Finestが入っているのでそこでシンガポールのキーホルダーやお菓子などお土産などを購入。
この時、ドル表記だったので、てっきりUSDだと思って高いなぁと思っていたけど、後からよく考えるとシンガポールなのでSDG(1SDGドル108円ぐらい)、そんなに高くなかった。

夕食はソンファバクテー チャンギ空港ジュエル店へ。
ミシュラン、ピググルマンを5年連続獲得している超人気店らしい。

松發肉骨茶 ソンファ バクテー (ジュエル チャンギ エアポート店)の外観

松發肉骨茶 ソンファ バクテー

行くと長蛇の列。
番号を取って、またウロウロすることに。

美味しそうなスナックのお店を発見。
こういう勘は鋭い。店名にもなっているオールドチャンキーを購入。
美味しすぎて写真撮り忘れ。見た目は大きな揚げ餃子みたい。サモサみたいな感じでゆで卵やカレー味が美味しかった!

シンガポールのスナックの袋

ここの揚げ餃子みたいなスナック美味しかった

そろそろかなと30分ぐらい時間をつぶしてから戻るともう次に呼ばれるタイミングだった。
回転率高めのお店。
ソンファバクテー チャンギ空港ジュエル店の外観

ここの名物的なものを頼む。

バクテーとパオファンの写真

バクテーとパオファン

◆Pao Fan with Prawn and Minced Meat (Peppery)
パオファン(エビと豚肉とご飯)($8.80)

◆ Pork Ribs Soup
ボークリブスープ ($8.80)

雑炊みたいなのも見た目通り美味しいし、バクテーも柔らかくブラックペッパーの効いた汁が美味。
二人でこれで結構お腹いっぱいになった。
シンガポールの美味しいものも食べれて大満足。

ここから空港に戻るのが非常にややこしくて大変だった。
すぐそこにあるはずなのに行けない。
まあ見逃していただけなんだけどね。
空港に行けるフロアに行ってからも、ゲートがわからず右往左往した。
とにかくチャンギ空港は広い。
電車に乗らないと行けないターミナルもあって、本当に行けるか不安になった。
でも帰りは乗り換え時間が50分ぐらいしかなく、もっと汗だくになり空港内を走ることになる。

チャンギ空港第二ターミナルの映像の滝

チャンギ空港第二ターミナルの映像の滝

とにかく、スリランカへ着くまでに17時間ぐらいかかりバンダラナイケ国際空港に着いた頃にはヘトヘト。
時差は3時間30分日本の方が進んでいるので、定刻通り23:30に着いても日本では深夜3時なのだ。

まず、空港で一番初めにあったお店でSIMを購入。
7日間で20GBで日本円で1000円程だったかな。
英語が話せなくても、めちゃくちゃ簡単に買えるので日本で用意する必要なし。

次にスリランカルピーに両替。
1スリランカルピーは0.51円ぐらいだった。
空港は通常レートが良くないと言うが、スリランカは街中と変わらないらしいので、2万円分両替。

空港にはマンゴーハウスにお迎えをお願いしていたが、まさか空港の中で待っているとは思わず外に出てしまう。
見つからないので、カウンダさんにライン電話をして、何とか無事にドライバーと会うことが出来た。
ほっとする。空港前には観光客をホテルまで送ろうとキャッチセールスする人でいっぱい。
だけど、スリランカの人は事前情報通り、一度断ればひつこくつきまとってくることもなかった。

スリランカは日本でいうところの夏の気候だ。
日本は冬の一番寒い時期だったので、ライトダウンにカシミアのカーディガン、中は長袖のシルクTシャツに半袖のコットンTを重ね着し、シンガポールで長袖を脱いで、スパッツもトイレで脱ぎ夏使用に。

宿へは30分ほどで着いた。
ずっと電話やラインでやりとりしていたカウンダさんに初めて会う。
色々ともっともっとお話ししたかったが、なんせ深夜1時で翌日は朝6時出発というハードスケジュールのため、就寝。
カウンダさんは昔日本で働いていたので、日本語が堪能なんだそう。
ここの庭では、深夜にもかかわらず、蛍を1匹だけ見ることが出来た。
本当は日本と同じで夜の7時半から8時半頃が一番多いらしい。

ゲストハウスの外観

マンゴーハウス

長かった一日目が終了。